Maintenance の頭文字です。困っていそうな人に声をかける、話を最後まで聞く、もめごとの間に入る、事情に合わせて仕事を調整する、自分の機嫌で接し方を変えない。こうした働きをまとめて M機能と呼びます。
この機能が強い集団は、長い目で見たときの成績と定着が上がりやすいとされています。三隅の研究で、支えるだけの pM型 が引っぱるだけの Pm型 を長期で上回るのは、この働きが効いてくるためです。
M機能は、成果として数えにくいという性質を持っています。もめごとが起きなかったこと、辞めなかったこと、失敗が早く報告されたことは、どれも起きなかった損失なので、誰の実績にもなりません。★M機能が評価の場で低く見積もられやすいのは、そのためです。
★注意したいのは、M機能を出すことと甘くすることが別だという点です。仕事の水準を落とすのは P機能を下げることであって、M機能を上げることではありません。2つは別の軸なので、片方を上げるためにもう片方を下げる必要はありません。